ゲームと子育てと働き方。
いつのことか忘れたのですが、『子どもがゲームばかりでどうにかしたい』という親からの質問に答える。という場面を見ました。回答した方の言葉をおぼろげながら覚えていて、一言でいうと「子どもがゲームに何を求めているか理解していますか?」というニュアンスのものでした。
ゲームが楽しいのは、
- 大きくざっくりとした目的(世界平和など)
- 小さく明確な目的、目標(小ボス、中ボス、イベントなど小さな達成感)
- 適切に上がっていくハードル
- 適度に褒めてもらえる
といった要素があるから。逆にいうと日常生活にはこういった要素がないから、ゲームにハマる。日常生活で『達成感と賞賛』があれば、もっというと「お子さんを褒めていますか?」という話をしていました。
そう、褒められたいんです。褒められると嬉しいんです。
『GRIT(グリット)やり抜く力』という本でもあったのですが、楽しいと思ったものは自然とやり抜く力を発揮できます。勉強など親がやって欲しいなんて思っていることも、その親自身がやりたくないもの、楽しいと思っていないものなんて子どもにも伝わるんじゃないのかな。なんてことを考えました。
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
- 作者: アンジェラ・ダックワース,神崎朗子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この話、働き方ともかなり関連性があります。
仕事においても、
- 大きくざっくりとした目的(理念など)
- 小さく明確な目的、目標(中期ビジョン、年間目標など)
- 適切に上がっていくハードル(従業員のレベルに合わせた適切な役割分担、昇格や配置転換)
- 適度に褒めてもらえる(口頭などのコミュニケーション、表彰、ボーナスや給与など)
とゲームと同じ要素を取り入れることは難しいことではないと思います。
働き方については、もう少し考えてまとめたいなと思います。
それでは、
今日も1日楽しみましょう♪