リラックスと行動力の関係性
モチベーション関連で借りてきた最後の一冊も読み終えました。
- 作者: 池田貴将
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2017/06/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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"モチベーション"は、見えないところで、私たちを動かしている力。
どこからともなくやってきて、私たちを行動させ、いつの間にかいなくなるもの。
しかし雲のように自由気ままなものではなく、ある決まった法則に従って、私たちを動かしています。
そんなモチベーションの法則を様々な研究結果と合わせて紹介するような一冊でした。
自分の中では知っていた法則もあれば、そうなんだ!と目から鱗の法則まで、100の法則と6つのコラムで構成されています。
リラックスと行動力
本を読んでいて衝撃だったのが『リラックスした状態は、無気力な状態であるとも言え、行動力を奪う可能性がある』
そしてもう一つ『理由を考えていると行動が鈍る』という2つの法則。
しかし、昨日の記事でも書いた通り現代のモチベーションの一つに『意味合い(なぜそれをやるのか)』というものがあります。だだ、そればかり考えているといつまでたっても具体的な行動をとることはない。ということになります。
また、『ポジティブな空想はリラックスした状態を作る』とも言っています。
よくあるモチベーションのアップ方法で
やる理由を明確にする→成功した姿を想像する
という方法があるかと思いますが、このままだと上記で示したようにリラックス状態を作り、そのまま行動しない。という結果を生む可能性があるということになります。(正月に立てる1年の目標が達成しないのも、何か関係がありそうですね)
夢を語ったら、夢から覚める前に具体的な行動を起こす
行動しないまま終わらせないためには、夢を語った後、夢から覚める前に具体的な行動を起こす。ということが大切なんじゃないでしょうか。
夢や目標を決めるときは、具体的な行動(タスク)と達成のための良い習慣をセットで考えるクセをつけたいと。そう感じました。