納得いかない商品を売ってしまう弊害
おはようございます。
中村ゆずるです。
先日は『生き方達人塾』へ参加してきました。コーチングを学んで、自分の人生を前進させる。というイメージの場所です(完全に主観ですw)
お互いでコーチングを行うグループワークがあったのですが、そこでの出来事です。
- 30分と60分のセッションがある
- 30分の方が依頼が多い
- 30分コースのお客さんも結局60分ぐらいかかってしまう
- 延長料金の請求がしづらく結果30分コースの料金で60分セッションを行ってしまう
コーチングを学んでいて傾聴を意識しているので、お客さんの話を止めることもできず話が脱線、脱線、脱線…。結局60分。
コーチングを進めていく上でいくつかの対策を思いつき、早速実践できそうなところから手をつけていきましょうと着地点は見つかったのですが、コーチングの流れで意外なことに気づきました。
自分の商品に納得していなかった。
「60分コースも結局90分なったりしますか?」と質問したところ「そんなことはない、60分でだいたい終わる」とのこと、だとすると延長が起こるのは30分コースの時だけ、そのまま話を続けていると「30分では伝えたいことを伝えられないんだよね」という言葉が出てきました。
実は30分コースに60分かけているのは自分自身ではないのか?
30分コースだと自分自身が商品内容に納得できておらず、しっかりと伝えることのできる60分コースを自ら選んでしまっている。という状況なんだということに気づきました。
フロントエンド商品を作るときの注意点
今回の30分コースはいわゆるフロントエンド商品に当たるんじゃないかと思ったのですが、フロントエンド商品については作成するにあたって注意が必要です。
そもそもフロントエンド商品の目的は何か
いろいろな考え方があるかと思いますが、ざっくりと言ってしまえば新規顧客の獲得です。見込み客が商品の価値に触れ、メイン商品(バックエンド商品)を購入したいと思ってもらうための商品となります。メイン商品の廉価版という位置付けではフロントエンド商品とは言えません。フロントエンド商品を作るときは目的をしっかりと考えてから作ります。
フロントエンド商品は一つではない
バックエンド商品1つに対してフロントエンド商品は1つとは限りません。バックエンド商品の一部を切り取ったお試し版、web上での公開、直接的なもの間接的なもの自動化できるもの。いろいろ考えられます。今回は解決策のひとつとしてバックエンド商品の一部を切り取ったお試し版として商品を作り直す。という答えが出ましたが、大切なのは目的をしっかり持つこと。それさえ忘れなければ大きく逸れることはないのかな。
自分自身、現在の商品の位置付けを考え直してみたいなと思った事例でした。