日々雑感

何気ない日々を、少しだけ見つめ直してみる…

情報の集まるところ

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最近自分にしてはめずらしく海外ドラマにハマっていまして、最近見た話でかっこいいなと思ったのが、

「気づけなかったのは仕方がない」
「いや、気づくのがオレの仕事だ」

という話。

現実世界に戻った時、これは観察力や洞察力だけの話ではないと思いました。

チームで仕事をしていると情報がどれぐらいオープンにされているかが目的達成の大きなカギになることがあります。

個人個人の持っている些細な情報がカギになることもあれば、一見個人的なプライベートな情報が役に立つこともあります。

例えば、チームリーダー、上司の立場になった時、自分の元にどれだけの情報が集められるのか。観察力や洞察力、上司としての権限だけでは限界があると思う。チームのメンバーが情報を届けたいと思える関係性、悪い情報でも届けて大丈夫だと思える心理的安心安全など働く環境を整えることがリーダーに求められる仕事の一つなのではないかと。そんなことを考えました。


ゲームと子育てと働き方。

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いつのことか忘れたのですが、『子どもがゲームばかりでどうにかしたい』という親からの質問に答える。という場面を見ました。回答した方の言葉をおぼろげながら覚えていて、一言でいうと「子どもがゲームに何を求めているか理解していますか?」というニュアンスのものでした。

ゲームが楽しいのは、

  • 大きくざっくりとした目的(世界平和など)
  • 小さく明確な目的、目標(小ボス、中ボス、イベントなど小さな達成感)
  • 適切に上がっていくハードル
  • 適度に褒めてもらえる

といった要素があるから。逆にいうと日常生活にはこういった要素がないから、ゲームにハマる。日常生活で『達成感と賞賛』があれば、もっというと「お子さんを褒めていますか?」という話をしていました。


そう、褒められたいんです。褒められると嬉しいんです。

『GRIT(グリット)やり抜く力』という本でもあったのですが、楽しいと思ったものは自然とやり抜く力を発揮できます。勉強など親がやって欲しいなんて思っていることも、その親自身がやりたくないもの、楽しいと思っていないものなんて子どもにも伝わるんじゃないのかな。なんてことを考えました。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける



この話、働き方ともかなり関連性があります。

仕事においても、

  • 大きくざっくりとした目的(理念など)
  • 小さく明確な目的、目標(中期ビジョン、年間目標など)
  • 適切に上がっていくハードル(従業員のレベルに合わせた適切な役割分担、昇格や配置転換)
  • 適度に褒めてもらえる(口頭などのコミュニケーション、表彰、ボーナスや給与など)


とゲームと同じ要素を取り入れることは難しいことではないと思います。

働き方については、もう少し考えてまとめたいなと思います。



それでは、
今日も1日楽しみましょう♪

分解して考えてみる

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仕事柄、物事を分解して考えることが多くあります。
『利益』は『売上 - 経費』だったり、『売上』は『客数 × 単価』だったり、『客数』は『新規客 & 既存客(リピーター)』だったり。

昨日書いた『〇〇とは?』の話とも繋がるのだけど、『利益とは?』『売上とは?』という問いかけから分解することもできる。(昨日の話はどちらかというと分解というより定義の話ではあるのですが)

上の例は要素ごとに分解しているのだけれど、『プロセス』で分解するという方法もあります。

例えば『売上』を上げるためには、

  • 知ってもらう
  • 来てもらう
  • 手にとってもらう
  • 買ってもらう


さらに『リピーター』になってもらうにはさらに

  • 気に入ってもらう


というプロセスがある。という風に分解してみたりします。


分解して考えてみると一つ一つの要素(プロセス)は意外と小さいもの。問題解決したいときやこれからの計画を立てるとき、今考えているものをもう少し分解してみる。それだけで解決(実現)する確率は上がるのだと思います。


売上とか利益とか、仕事の例えばかりでしたが、私生活でも当てはめてみることができるはず。まずは試しに、少し立ち止まって分解してみましょう。



それでは、
今日も1日楽しみましょう♪

〇〇とは…。

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「〇〇とは?」

そんなことを考えるのは結構好きで、言葉の定義とか成り立ちなど調べたり考えたりすることが結構ある。


「人生とは?」や「幸せとは?」など人生的なテーマも好きだし、「働くとは?」というテーマで働き方について考えたりもする。

大事なのは一般的な正解ではなく、自分なりの正解なんだと思う。哲学的な問いに一般的な正解を求めて飛び込んでしまうと、帰れなくなることも。

自分なりの正解を決めて、確かめてみる。一度決めた自分なりの正解を、たまには見直してみる。


その繰り返しが自分自身を人間的に成長させてくれる。


そんな気がする。

社会の変化、自分の変化。

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時代は変わる。自分自身も変わる。

少し前に『will・can・must』という言葉を知りまして、これは『やりたいこと・できること・求められていること』ということなのですが、『やりたいこと』と『求められていること』は時代とともに変化していくものなんじゃないかなと。そして、『できること』は増えていく(増やしていく)。

なので、一度自分のやりたいこと、できること、世の中(会社)に求められていること。を設定したとしても、定期的に振り返る必要があるんじゃないか。そんなことを考えました。

当時、世の中に求められ作られたサービスも、今の時代にそぐわなかったりもする。行政が絡んでいるとなかなか変化させるのは大変なのだけど、やらなければ生きていけない。説得するしかない。

生き残る種とは、
最も強いものではない。
最も知的なものでもない。
それは、変化に最もよく
適応したものである。

 ダーウィン-



変化に適応する。自分自身を変化させる。

そのためにも、じぶん会議、振り返りと改善は必須かな、と自分自身に向けて。



それでは、今日も一日楽しみましょう♪

人生のバランス。振り返りと改善。

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久しぶりに週末晴天&予定なし。
子どもたちとたっぷり遊ぶことができました。




仕事、家族、趣味、勉強など様々な行動がある中で、どのぐらいの時間を割きたいか。考えたことはありますか?

じぶんは考えたことがあったのですが、現実どうなっているかをチェックしていませんでした。

大切なのは日々全てのバランスを取ることではなく、長期的なバランスを意識すること。例えば、将来家族との時間をたっぷりと取るために、今は少し仕事に集中しようとか。子どもが小さいうちはもう少し一緒にいる時間を増やそう。など。

家族や仕事仲間など、相手がいることに関しては、考えを共有するのも大切なこと。


そして、現実どうなっているかのチェックではなかなかショックを受けました…。
予想以上にできていない…。

1週間ごとに目標ややるべきことをピックアップしてみたり、スケジュール管理を徹底してみたりとPDCAサイクルを回しているつもりでしたが、表面的なことばかりだったんだなと気づかされました。

表面的なPDCAを回す前に、なぜやるのか、何をやるのか、どのようにやるのか。もう少しはっきりとさせてから、PDCAなんて硬い(?)言葉はやめてシンプルに。『振り返りと改善』を続けていけば、きっと人生は好転する。




さあ、今週も1週間楽しみましょう♪

考えるということ

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*1

「任せてぶーたれる人が多い。引き受けて考えないと」

少し前に知った社会学者の宮台真司さんの言葉です。言葉遣いは悪いけど(わざと?)自分はすごく引き込まれました。
確かその時は政治の話だったと思うんだけど、これは政治に限った話ではないなと。そう思いました。


仕事でもそう。ぶーたれる人は人任せな人ばかり。会社員でもフリーランスでも同じ。部長のせい、社長のせい、世の中のせい。自分のことなのに…。


やっぱり輝いて見える人、生き生きとしている人というのは、引き受けて考えて、そして行動している人なんだと思う。

自分ができているかと言われると正直少し疑問が残るけど、大切なのは今できているかどうかではなく、そこを目指して歩いているか。だと思うので、少しづつでも歩き続ける。

かんがえる【考える・勘える】
(動ア下一)[文]ハ下二 かんがふ
〔古くは「かむがふ」とも表記〕
①物事について、論理的に筋道を追って答えを出そうとする。思考する。「いくら—えても解けない問題」
②さまざまなことを材料として結論・判断・評価などを導き出そうとする。「転勤の件は少々—えさせて下さい」「子供の将来を—えて厳しく育てる」
③(形容詞・形容動詞の連用形に付いて)それが…である、という感情や評価をもつ。…だと感ずる。「あまり堅苦しく—えないで下さい」「一度の失敗を重大に—えなくてもよい」
④結論を出すための材料の一つとみなす。「相手の都合を—えると無理は言えない」「道の混雑を—えて早めに出る」
⑤計画する。意図する。「人員削減を—えている」
⑥工夫して新しいものを作る。「この機械を—えた人は天才だ」「いいことを—えた」
⑦罪を問いただす。処罰する。「(閻魔ノ庁デ)—へられつる事ども、ありつる有様/宇治拾遺物語8」
⑧比較検討や占いの結果に基づいて判断する。「宿曜の賢き、道の人に—へさせ給ふにも/源氏物語桐壺」→思う(補説欄)
大辞林-




個人的に、何か一つのテーマについて考えるのも好きだけど、テーマを持たず思いつくまま会話を楽しむのも好きで『真面目な雑談』と名付けました。



connecting the dots

きっとこれは dots 作りをしているんだと話しながら思っていた。

dots 作りをしていると不意に繋がることもあるから、それがまた楽しい。



それでは、良い週末を♪





真面目な雑談に興味のある方はぜひ一緒にやりませんか?
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lifedesignlab.me

*1:StockSnapによるPixabayからの画像